操業停止の決定がなされたのは、李永吉(リ・ヨンギル)総参謀長が処刑されたという情報が出た直後だ。
(参考記事:処刑説の北朝鮮総参謀長「会議場から連行」、生々しい逮捕時の様子)その裏には、金正恩体制を揺さぶる目的、さらには、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)内部に渦巻く金正恩氏への対する不満から異変が起きる可能性も想定に含まれているという。
(参考記事:開城工団「中断」は韓国国民の退避が目的か…北朝鮮の軍内部に「異変」説)2013年4月にも、開城工業団地は中断されたが、この時は、北朝鮮側の一方的な措置だった。