北朝鮮、軍内部で「殺し合い」…ミサイル発射の影で

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北朝鮮は7日午前9時31分、「人工衛星打ち上げ」と称する事実上の長距離弾道ミサイルを発射した。

これに先立ち、北朝鮮は国際機関に8日から25日の間に「人工衛星を打ち上げる計画がある」と通告していたが、6日に7日から14日に変更すると再通告。その翌日の発射であり、天候などの条件を考慮して前倒ししたとみられている。

先月の核実験と今回のミサイル発射によって、北朝鮮が国際社会にとって脅威であることを改めて知らしめたことは間違いない。北朝鮮自身も「先軍政治」と称して、軍事最優先の政治体制を標榜し、金正恩第一書記も過激な言葉で反米姿勢を露わにしている。

(参考記事:金正恩氏の文言「反米全面対決戦」が割愛…北朝鮮国営メディア

その一方で、北朝鮮が「百戦百勝」と誇る朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の実態はお粗末そのものだ。