朝鮮中央通信が伝えた祝電全文は次のとおり。

【平壌１月１日発朝鮮中央通信】金正恩元帥は新年２０１６年を迎えて１日、在日本朝鮮人総聯合会中央常任委員会の許宗萬議長に祝電を送った。

金正恩元帥は祝電で、新年の２０１６年を迎えて異国で在日朝鮮人運動の強化発展のために献身奮闘している議長をはじめとするすべての総聯の幹部と在日同胞に熱烈な祝賀と温かい同胞愛的あいさつを送るとした。

また、昨年に総聯は類例のない複雑な情勢の下で内外の反動勢力の悪らつな反総聯弾圧策動を果敢に粉砕し、金日成主席と金正日総書記の愛国遺産である総聯をしっかりと守り抜き、誇らしい愛国事業の成果で総聯結成６０周年を輝かしく飾ったとした。

そして、総聯と在日同胞が朝鮮労働党創立７０周年と祖国解放７０周年に当たる意義深い昨年に社会主義祖国への熱烈な愛と限りない献身性を持って総聯の強化発展と強盛国家の建設、祖国統一偉業の遂行にはっきりとした愛国・愛族の跡を刻んだことについて嬉しく思うと指摘した。

続けて、新年は朝鮮労働党第７回大会が開かれる意義深い年であり、金日成主席と金正日総書記の懐で成長した総聯の威容を全世界により力強く宣揚すべき歴史的進軍の年であると強調した。

さらに、意義深い今年に総聯と在日同胞が主席と総書記のチュチェの海外同胞運動思想と指導業績をしっかりと擁護、固守して輝かし、発展する現実の要求に即して総聯組織をうち固め、民族教育事業に大きな力を入れ、新世代をはじめ各階層の同胞大衆との活動を強化して在日朝鮮人運動の新しい全盛期を開いていくうえでさらなる成果を収めると確信するとした。

金正恩元帥は祝電で、希望に満ちる新年２０１６年を迎えてすべての祖国の人民の心を合わせて議長をはじめとする総聯の幹部と在日同胞の健康と家庭の幸せを願った。―――