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騒ぎを起こすのは、中国に派遣された労働者を管理する外貨稼ぎ機関の幹部だ。彼らは、北朝鮮レストランを避けて、あえて朝鮮族が経営するレストランに行く。

「9月14日の夜には、レストランに入るやいなや『女の子を呼べ』と大騒ぎ。あまりにも酷いので、他の中国人客の怒りを買って、店のオーナーと客が一緒になって外に放り出した」(朝鮮族ビジネスマン)

幹部達が、朝鮮族のレストランに行くのは、北朝鮮が経営するレストランで羽目を外せば、本国に報告されかねないからだ。

「ヤツらは、(北朝鮮から派遣された)労働者が汗水垂らして稼いだカネをどんちゃん騒ぎで浪費する寄生虫だ。そんなに女と遊びたかったら北朝鮮レストランに行けばいい」(朝鮮族ビジネスマン)

別の情報筋によると、9月9日(北朝鮮の建国記念日)にも、金日成バッジをつけた集団が、カラオケ店で大騒ぎして、中国の公安(警察)に追い出される事件が発生。

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「西塔で北朝鮮の幹部が醜態を繰り返していることは、周知の事実であり、現地の人々は、金日成バッジをつけた集団を見かけると後ろ指を指して嫌がる。北朝鮮本国は、彼らの醜態を知っているのか?」(現地情報筋)

政治レベルでの中朝関係の冷え込みに加え、北朝鮮幹部たちの醜態により中国の「対北朝鮮感情」は悪化の一途を辿っているようだ。