なかには、「我が国(北朝鮮)の軍事パレードは中国のものに比べると、幼稚園のお遊戯レベル」と酷評する住民もいたと情報筋は伝えた。
中国の盛大なパレードの噂が広まるなか、来月10日に行うとみられている「労働党創立70周年記念日」に合わせた軍事パレードについて「しょぼいパレードをやって国のメンツに傷がつくのではないか」と心配する声まで上がる始末だ。
また、北朝鮮の国営メディアで非難・罵倒されている韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、にこやかに中国をはじめ各国首脳と挨拶を交わす様子も報道された。
「南朝鮮(韓国)の大統領は華々しく活躍しているのに、我が国の最高指導者(金正恩氏)は、何をしているのだろう疑問を持ってもおかしくはない」(情報筋)
保衛部が大々的な取締に乗り出した背景には、こうした事情があるようだが、やはり「焼け石に水」感は否めない。