人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

感染した男性は、先月27日に父親の定期健診でソウル三星病院を訪れた。その後、妻、子どもと共に5日から8日まで済州島を訪れた。

帰京後の9日に熱が出たため、11日まで仕事を休んで自宅で休養を取っていたが治らず、12日に江南区保健所で検査を受けたところMERS感染と確認された。

保健所は自宅待機を要請したが、男性は無断でタクシーで病院に向かって2次検査を受けて、結果が出る前に病院関係者の制止を振りきってタクシーで帰宅した。さらに検査中にも「本当にMERSにかかっているんだったら、撒き散らしてやる」と言った発言もあったことから、非常識な男性の行動に、韓国メディアや市民から激しい非難の声が上がっている。

一方、済州島現地では、近隣地域の教員や児童にも隔離がとられた。西帰浦市教育庁によると、隔離された教員は幼稚園1人、小学校、中学校それぞれ3人の計7人、児童は幼稚園児7人、小学生69人、中学生28人、高校生36人の計140人。