韓国の江原道(カンウォンド)で15日に、亡命を求めた朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士が、近隣の部隊ではなく咸鏡南道(ハムギョンナムド)の咸興(ハムン)から来たと韓国MBN放送が明らかにした。兵士が見つかった場所と咸興は、約200キロも離れている。

兵士は、軍隊内で暴力が横行することに不満を持ち、7日に所属部隊から逃走。1週間かけて200キロ離れた軍事境界線にたどり着いた。その後、朝鮮人民軍の哨所に立ち寄り「薬草を取りに来た」とごまかして非武装地帯に入ったという。
非武装地帯との境界線には、脱出を防ぐために電流ケーブルが張り巡らされているが、絶縁部分にあたる碍子を踏んで乗り越えた。
14日の夜は野宿し、韓国軍の鉄条網を明るく照らす照明を見て「南(韓国)にたどり着いた」と確認し、翌朝、韓国軍の哨所を囲む鉄条網の前で亡命の意思を明らかにした。
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