南北朝鮮の民間団体は8日、「6・15南北共同宣言」の記念共同行事を来月中旬に開催することに合意した。
2010年に哨戒船「天安」撃沈事件が起きて以来、韓国政府は共同行事準備委員会の事前協議も許可していなかった。今回、5年ぶりに接触が許可されたことから、韓国と北朝鮮の民間団体(6・15南北共同行事準備委員会)は、今月5日から中国の瀋陽で事前協議を行っていた。
韓国側団体によるとソウルで開催する方向で継続協議するという。また、6月15日から8月15日(終戦記念日)を共同運動期間として、様々な共同行事を行うことで両団体は合意した。
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