保守的なバプテスト派の牧師で、キリスト教右派から支持を集めるマイク・ハッカビー元アーカンソー州知事が5日、同州で演説し、2016年大統領選に共和党候補として出馬すると表明した。同党の候補指名争いに名乗りを上げたのは6人目。

ハッカビー氏は「私はワシントンとウォール街から好かれる候補者になるつもりはない。私は米国中の働く人々に支えられる候補者だ」としており、共和党主流派との対決姿勢を打ち出している。

ハッカビー氏は2008年の大統領選・党予備選にも出馬して善戦し、最後まで候補者指名を争った。同年6月には来日し、在日韓国人事業家らの紹介で安倍晋三現首相とも面会している。

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その際、安倍氏とハッカビー氏に加え、山口組系金融ブローカーとされた男性と3人で撮った写真が後に流出したことから、週刊誌などの憶測を呼んだ経緯がある。