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その内容とは、彼らが普段から付き合いのあった北朝鮮出身の華僑から「北朝鮮からの品物が来るから一緒に受け取りに行こう」と言われ付いて行ったところ、何者かにより拉致されて北朝鮮に連れて行かれたというものだ。

この華僑は、北朝鮮の国境警備隊員と結託して国境を流れる鴨緑江を自由自在に行き来して長年密輸を行ってきた人物で、北朝鮮の工作員に抱き込まれたというが、現地では実名まで取り沙汰されている。

北朝鮮当局は、韓国人2人がどういったルートで北朝鮮に入国し、どのような活動を行ったかについては明らかにしていない。そのことが拉致疑惑がより一層高まっている。

国境地帯で「スパイ不況」

こうした噂が流れたことで、北朝鮮と取引していた華僑や韓国人たちは戦々恐々としている。北朝鮮当局に何をされるかわからないからだ。