北朝鮮が、訪朝する人が搬入禁止物品である携帯電話を持ち込んで摘発された場合、直ちに南に送り返すと伝えてきたと、統一部が7日に伝えた。
北朝鮮の通行検査所が5日、このように強化された取り締まり指針を韓国側に伝えた。
この指針によれば、携帯電話を持って訪朝した人が、所持の事実を自主的に申告したら、電話機は押収しないで直ちに返し、自主錐垂?ケずに摘発された場合、電話機を押収し、直ちに送り返す措置を取るという。
また、携帯電話を所持したまま開城工団から出て来て摘発された場合、電話機を押収するという内容も含まれている。
北側はこの方針を開城工団の訪問者に適用すると明示しているが、陸路を利用して北朝鮮国内の他の地域を訪問する人にも適用される可能性が高いと思われる。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面これについて統一部の関係者は、北側が陸路通行の制限・遮断などを盛り込んだ「12・1措置」を施行する前も、携帯電話の搬入を統制したと述べ、だが罰金を弁償させて返すまで、電話機を保管する条件で出入りを許可することが多かったと伝えた。
北側の方針に従って、南北出入事務所は訪朝者に、必ず携帯電話を出入事務所に預けた後、境界を越えるように案内している。
北朝鮮は先月、京義線の陸路を使って開城工団に出入りする車両のナビゲーションとGPSの使用を禁止し、摘発されたら人員と車両を南に送り返すという立場も韓国側に伝えている。