韓国四天王の1人であるチャン・ドンゴンさんが3日に、国連傘下の世界食糧計画(WFP)の広報大使に任命された。
チャン・ドンゴンさんはこの日、香港のハイアットホテルでアメリカのクリントン前大統領、シンガポールのリー・クアンユー初代総理など、世界各国の著名人400人が参加した中で開かれた、「クリントン・グローバル・イニシアティブ(CGI)」のアジア総会の閉幕式で、WFPの広報大使に任命された。
WFP広報大使に任命されたのは、韓流スターとしての知名度や映画「台風」で脱北者として出演したことなど、北朝鮮問題に関心を示してきたことが評価されたからだという。
祖父母や父の故郷が北朝鮮であるチャン・ドンゴンさんは、WFPの重要な活動分野が北朝鮮の食糧支援であるため、時間をかけて考えた末、今回の提案を受け入れることになったという。
現在、WFP広報大使として活動している著名人には、女優のドリュー・バリモア、ブラジル出身のサッカー選手カカなどがいる。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面チャンさんは任命書をもらう前にメディアとのインタビューで、「韓国も北朝鮮に食糧支援をした主要国家だ。チャンスがあれば、いつでも北朝鮮を訪れるつもりだ」と話した。
また、政府関係者に会い、北朝鮮に人道主義に基づいた食糧支援が行われるように協力を求める考えだという。
1961年に国連傘下に設立されたWFPは、現在北朝鮮などの開発途上国で食糧支援や緊急救護活動を行っている。