火薬や爆発物は扱わない工場に

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両江道の別の内部情報筋は「『カリムチョン工場』の正式名称は『カリムチョン精密機械工場』」と伝えた。北朝鮮で工場に「精密機械」という名前が入っていると「軍需工場」を指すとのことだ。

「カリムチョン工場」は恵山市5月8日林業機械工場、甲山(カプサン)鉱山、テボン鉱山の各生活必需品部門にあった迫撃砲弾作業班を統合して2013年に設立された。

「95号工場とは異なりカリムチョン工場は迫撃砲弾の弾殻しか生産せず火薬や爆発物は絶対に扱わない」

「従業員は約600人、2交代制で1日12時間働いている。通常の配給に加えて毎月食用油が特別に配給されている」(内部情報筋)

2004年に指示されたにもかかわらず、なぜこのタイミングで「追撃砲工場」が移転されたのか謎が残る。