【写真】「これほど酷いとは」北朝鮮農村の“限界欠乏”に都市青年ら衝撃

消息筋は、「学生たちが戻ってきて最も多く口にしているのは『地方工業工場で生産された製品はいったいどこへ行っているのか』という疑問だ」とし、「国は地方工業工場の正常生産による成果が現れていると宣伝しているが、実際の地方農村の生活現場では、その成果を実感できないという声が出ている」と付け加えた。

(参考記事:ここまで飢えが…北朝鮮「山奥の洞窟」で起きた衝撃事件

もっとも、農村の商店が空になっている理由は、単なる供給不足だけではないとの見方もある。そもそも農村住民の購買力が極めて低いため、商品を並べておいても意味がないというのだ。

中朝国境の北朝鮮側(デイリーNK)
中朝国境の北朝鮮側(デイリーNK)

消息筋は、「農村住民が商店で買い物をすること自体があまり多くない」とした上で、「商品を並べても継続的に買ってくれる人が少ないため、商店は見せかけだけ、形式的に運営されているケースがほとんどだ」と説明した。

「家に住むケダモノ」暗黒の村の知られざる実態

最近、北朝鮮では「嘆願事業」によって農村に配置された若者たちの離脱事例が相次いでいる。嘆願事業とは、若者らが「農村や炭鉱に送ってくれ!」と願い出るものだが、実態が「強制」であるのは言うまでもない。