朝鮮王朝時代を背景にした韓国の歴史ドラマ「鄭道伝(チョン・ドジョン)」と天才脱北医師を描いた「ドクター異邦人」が流行した際にも取締が強化されたことがある。これは外部の情報が住民に影響を及ぼし体制への脅威になることを恐れてのことだ。
取締有名無実化は時間の問題
しかし、北朝鮮が資本主義の文化に馴染み、拝金主義社会となった今、当局の統制が有名無実になるのは時間の問題だろうと内部情報筋は見ている。
「保衛部が直接取り締まることを除けば、この国で賄賂で解決できないものはない」
「賄賂の額は上がるだろうが、韓流ドラマが見れるようになるのも時間の問題」
「庶民より幹部の方がよっぽど韓流ドラマを見ている」
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面「そのような幹部を見せしめで公開処刑したこともあったが、最近ではそういうニュースも聞かない。また大目に見てくれるようになるだろう」(内部情報筋)