授与式には各市・郡の代表者が出席し、ブルドーザー、掘削機(ショベルカー)、タワークレーン、ダンプトラック、コンクリートミキサー、ロードローラーなど多様な建設機械が一堂に並ぶ様子に驚きの声が上がったという。地方発展20×10の非常設道推進委員会の関係者は「道レベルの建設戦線の機械化・現代化は地方工業革命の重要な関門だ」と述べ、金正恩氏の「配慮」によって地方社会が「立ち上がりつつある」と宣伝した。
重機は既に道内の工場建設、病院建設など複数の事業現場に配備されており、当局はこれらを「地方工業革命を牽引する機械戦闘力」「主力武器」と呼んで士気向上を図っている。平安南道の幹部や住民の間では、今回の重機支援を「単なる設備供給ではなく、党が地方建設に新たな動力を吹き込んだもの」と高く評価する空気が強いという。
一方、重機の現場投入に合わせ、建設部隊の軍人を対象に運転・整備の教育も開始されており、北朝鮮当局が地方工業のインフラ整備を本格的に推進していく姿勢を鮮明にしている。
