北朝鮮の平壌で3月26~29日、全国学校少年団指導員大講習が初開催された。朝鮮中央通信が伝えた。
少年団は社会主義愛国青年同盟の下部組織で、満7~14歳の児童・生徒が義務的に加入する。
講習で開講の辞を述べた文哲(ムン・チョル)青年同盟委員長は「今回の大講習が父なる金正恩元帥が明示した新世代育成に関する思想を体して全ての少年団指導員と児童・生徒事業部門の活動家が学校少年団事業に新たな発展をもたらす画期的な契機になるものとの確信を表明」したという。
同通信の報道全文は次のとおり。
全国学校少年団指導員大講習
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面【平壌3月31日発朝鮮中央通信】わが国の歴史で初めてとなる全国学校少年団指導員大講習が26日から29日まで、平壌で行われた。
朝鮮労働党中央委員会の崔東明書記と党中央委員会の朱昌日、金正順の両部長、金承斗教育相、中央と道・市・郡青年同盟(社会主義愛国青年同盟)委員会、児童・生徒事業関連部門の活動家、全国の少年団指導員が参加した。
社会主義愛国青年同盟中央委員会の文哲委員長が、開講の辞を述べた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面文哲委員長は、父なる金正恩元帥が全国学校少年団指導員大講習を有意義に行うための措置を取り、その準備に至るまで細心に教えたと述べた。
また、今回の大講習が父なる金正恩元帥が明示した新世代育成に関する思想を体して全ての少年団指導員と児童・生徒事業部門の活動家が学校少年団事業に新たな発展をもたらす画期的な契機になるものとの確信を表明し、全国学校少年団指導員大講習の開講を宣言した。
続いて、父なる金正恩元帥が少年団事業に関連して与えた教示が伝達された。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面大講習では、報告が行われた。
報告者は、父なる金正恩元帥が示した少年団事業に関する思想と方針は新時代の少年団事業において堅持すべき貴い指針であると強調した。
また、少年団事業の設計家、作戦家、実行者であるという貴い称号を与えた偉大な慈父の大いなる信頼と愛は、われわれの少年団指導員たちが疲れを知らぬ熱情をもって忠誠と報恩の道だけを歩むようにした原動力となったと指摘した。
そして、全国の多くの学校少年団組織で収められた成果は、われわれの少年団指導員たちが少年団事業に良心を埋め、真心をことごとく傾ける心構えでたゆまず努力してこそ、全ての児童・生徒を革命の交代者、強国建設の担い手として立派に育て上げられるということを証明したと述べた。
報告では、少年団員に対する教育方法を改善し、学校少年団組織を強化し、その役割を強めるための活動で現れた一連の欠点が分析された。
報告者は、こんにち、少年団指導員には全ての少年団員を強大な朝鮮の未来をしっかり担っていく少年革命家、少年愛国者として立派に育て上げなければならない栄誉ある任務が提起されているとし、この重要かつ責任ある革命事業の成果いかんは全国の全ての少年団指導員の新しい決心と覚悟、非常な努力と奮闘にかかっていると述べた。
また、全ての学校少年団指導員が少年団事業に関するわが党の思想を不変の指針としてとらえて事業を一つ設計し、教育を一度行ってもただ父なる金正恩元帥の教え通りに手配し、実行していくことに言及した。
報告者は、みんなが党と革命、祖国と人民に対して担った聖なる使命と任務を胸に深く刻み付け、少年団員の立派な精神的成長のために、その名も輝かしい朝鮮少年団の強化・発展のために一層力強く働いていこうと呼び掛けた。
続いて、少年団指導員が活動で革新を起こすための理論的・実践的問題に関する講習が行われた。
講習では、少年団員を父なる金正恩元帥に限りなく忠実な少年革命家、少年愛国者にしっかり育て上げる上で少年団指導員が政治的保護者としての役割を果たしていく問題が扱われた。
また、少年団員に対する教育を少年団員の意識水準と心理的特性、現実的条件に即して新しい方法を積極的に探究し、実質的に行うことに関する内容の講義が行われた。
そして、少年団員の学習と組織生活に対する指導を強化する問題、国の経済管理に助けとなり、社会主義強国の建設に寄与するよいことをする運動と社会政治活動を一層活発に展開していく問題などが扱われた。
講習では、少年団事業における実務的問題に対する質疑応答と解説講義が行われ、父なる金正恩元帥の賢明な指導の下で五千年の民族史になかった偉大な強国の時代が開かれていることに関する講演が行われた。
大講習では、経験討論が行われた。---