同通信の報道全文は次のとおり。
最高人民会議第14期第12回会議
【平壌1月24日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第12回会議が1月22、23の両日、平壌の万寿台議事堂で行われた。
会議は、全国の人民が朝鮮労働党中央委員会第8期第11回総会が示した闘争綱領を受け止めて、朝鮮労働党創立80周年と祖国解放80周年に当たる2025年を第8回党大会の決定を完結し、より高い発展段階への新たな局面を開く驚異的な年、偉大な転換の年として輝かすための果敢な総進軍に奮い立った歴史的な時期に招集された。
会議には、最高人民会議代議員とオブザーバーとして党中央委員会、最高人民会議常任委員会、内閣、省、中央機関、武力機関をはじめ中央と地方の当該の活動家が出席した。
朝鮮民主主義人民共和国の朴泰成内閣総理(朝鮮労働党政治局常務委員)と朝鮮民主主義人民共和国国務委員会第1副委員長である最高人民会議常任委員会の崔龍海委員長(朝鮮労働党政治局常務委員)をはじめとする党と政府、軍部の幹部と国務委員会の委員、最高人民会議常任委員会の副委員長、書記長、委員が幹部壇に登壇した。
朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議の議長と副議長が議長席についた。
最高人民会議の朴仁哲議長が、開会の辞を述べた。
開会が宣言されると、朝鮮民主主義人民共和国国歌が奏楽された。
朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第12回会議には、次のような議題が上程された。
第1に、朝鮮民主主義人民共和国内閣の2024年の活動状況と2025年の課題について
第2に、朝鮮民主主義人民共和国の2024年の国家予算執行の決算と2025年の国家予算について
第3に、朝鮮民主主義人民共和国建材工業法を審議、採択することについて
第4に、朝鮮民主主義人民共和国浅海養殖法を審議、採択することについて
第5に、朝鮮民主主義人民共和国中央裁判所の2024年の活動状況について
第6に、朝鮮民主主義人民共和国社会主義憲法の一部の条文を修正することについて
第7に、組織問題
会議では、議題の討議に先立って党中央委員会第8期第11回総会で任命された政府機関の幹部について通報した。
朝鮮民主主義人民共和国の朴泰成内閣総理が、内閣のメンバーを代表して共和国憲法に忠実であり、党と人民の期待に絶対の献身で報いることを盟約する宣誓を行った。
第1の議題に対する報告を内閣総理の朴泰成代議員が行った。
報告では、内閣が昨年、人民経済発展12の重要目標の達成に力を集中して、党の経済政策を貫徹するための活動を策定、指揮する過程に収めた成果と経験、一連の偏向について深く分析、総括され、5カ年計画遂行の最後の年である今年に必ず達成すべき部門別課題が具体的に示された。
朴正根代議員、金有日代議員、李尚道代議員、キム・グァンナム代議員、リ・ギョンイル代議員、キム・ソンヒ代議員、金仙日代議員、キム・グムスク代議員が討論に参加した。
各討論者は、本最高人民会議に提出された報告で2024年の内閣活動が正確に決算され、昨年に収めた成果を強固にし、第8回党大会の決定を未決がなく貫徹しようとする党の意図と党創立80周年を輝かしい勤労の成果で迎えようとする全ての幹部と勤労者の高揚した熱意に合わせて、2025年の経済活動の中心方向と闘争課題が明示されたことに全面的な支持を表した。
また、全面的国家興隆の新時代の活動家、人民の代表らしく高い党性と革命性、人民性を身に付けて自分の部門、自分の単位に示された膨大な革命課題の成功裏の遂行のために倍加に奮闘する決意を披歴した。
内閣活動に関連して多くの代議員が建設的意見を提起した。
内閣総理の朴泰成代議員が提起された問題に対する対策案を発表した。
会議では、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議の決定「朝鮮民主主義人民共和国内閣の活動報告を承認することについて」が採択された。
第2の議題に対する報告を財政相のリ・ミョングク代議員が行った。
会議は、2024年の国家予算が国家経済発展5カ年計画の当面の目標を立派に達成するための闘いの中で計画通りに執行され、2025年の国家予算が国家防衛力の重大な変化を加速させ、人民経済の重要部門が自立経済の威力を発揮できるように投資を集中して5カ年計画を成功裏に完遂し、人民生活の向上と科学、教育、保健医療、文化をはじめとする社会主義建設の各分野の全面的発展を保証できるように編成されたと認めた。
会議では、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議の決定「朝鮮民主主義人民共和国の2024年の国家予算執行の決算を承認することについて」と朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議の法令「朝鮮民主主義人民共和国の2025年の国家予算について」が全会一致で採択された。
会議では、第3の議題と第4の議題に対する報告を最高人民会議常任委員会副委員長の姜潤石代議員が行った。
報告者は、敬愛する金正恩総書記の賢明な指導の下で驚異的な建設の大繁栄期が立派に開かれ、浅海養殖業発展の新たな転換点がもたらされた時代の要求に即して新しく作成された法の草案に建材生産土台を強固に築き、良質で多種多様な建材を生産、保障するための原則的問題と浅海養殖場の造成と養殖物の生産・処理での実践的問題が規制されていると述べ、その内容を章別に解説した。
最高人民会議常任委員会は、社会主義憲法第95条に従って朝鮮民主主義人民共和国建材工業法の草案と朝鮮民主主義人民共和国浅海養殖法の草案を本最高人民会議の審議に提起した。
討論に参加した徐鐘進代議員、チェ・ヨンマン代議員、ユン・ジェヒョク代議員、チェ・ヨンボ代議員、宋春燮代議員、金哲範代議員、チョン・チャングク代議員、キム・チョルヨン代議員は、自分の部門、自分の単位の実態と結びつけて法の草案が現実性と科学性、発展性と将来性の観点から作成されたことに言及し、それを積極的に支持、賛同した。
会議では、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議の法令「朝鮮民主主義人民共和国建材工業法を採択することについて」「朝鮮民主主義人民共和国浅海養殖法を採択することについて」が全員賛成で採択された。
会議は、第5の議題として中央裁判所の2024年の活動状況について討議した。
中央裁判所所長の崔根英代議員が、中央裁判所の昨年の活動状況を資料を挙げて報告した。
報告が終わった後、代議員たちは最も優れたわが国家の社会主義法律制度を一層強化し、全社会的に革命的順法気風をより徹底的に確立する上での実践的問題をはじめ、中央裁判所の活動に対する意見を提起した。
崔根英代議員が提起された意見に対する対策案を発表した。
最高人民会議は、中央裁判所の2024年の活動状況の報告を審議し、憲法に規制された任務を円滑に遂行したと認め、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議の決定「朝鮮民主主義人民共和国中央裁判所の活動報告を承認することについて」を採択した。
会議では、第6の議題を討議し、中央裁判所と中央検察所の名称を最高裁判所、最高検察所に修正することに関する朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議の法令「朝鮮民主主義人民共和国社会主義憲法の一部の条文を修正することについて」を全会一致で採択した。
会議は、第7の議題として組織問題を討議した。
最高人民会議常任委員会の委員を召還、補欠選挙した。
最高人民会議常任委員会の委員に全香順代議員を補欠選挙した。
最高人民会議部門委員会のメンバーを召還、補欠選挙した。
最高人民会議法制委員会の委員にキム・チョルウォン代議員、キム・ジョンス代議員、李成範代議員を補欠選挙した。
最高人民会議外交委員会の委員に姜潤石代議員、チョン・ミョンス代議員、尹正浩代議員を補欠選挙した。
最高人民会議予算委員会の委員長に金徳訓代議員、委員にリ・ジナム代議員を補欠選挙した。
最高人民会議の朴仁哲議長が、閉会の辞を述べた。
最高人民会議第14期第12回会議は、偉大な金正恩総書記の思想と指導に一意専心で従ってわが国家の全面的興隆を早めるための聖なる闘いで最高主権機関の代表、国政の主人としての本分に忠実であろうとする全ての参加者の非常な政治的熱意の中でその活動を成功裏に終えた。---
