北朝鮮では、酒にまつわるトラブルが後を絶たない。呑兵衛のお国柄だけあって、男性が集まりさえすれば酒盛りが始まるが、事件へと発展することも少なくない。
当局は、度々取り締まりやキャンペーンを行っているがあまり効果はないようだ。また、酔っ払った末に公然と体制批判を行い逮捕される「舌禍」も少なからず報告されている。ただでさえ娯楽の少ない北朝鮮のこと。人々は、いかに取り締まりが厳しかろうとも、何かにつけて酒を飲んで歌って踊って大騒ぎするのだ。
(参考記事:酒に酔い「禁じられたひと言」で逮捕された北朝鮮の秘密警察)