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同通信の報道全文は次のとおり。

挑発行為は必ず計算される

【平壌8月2日発朝鮮中央通信】朝鮮―欧州協会研究者のリュ・ギョンチョル氏が1日に発表した文「挑発行為は必ず計算される」の全文は、次の通り。

数日前、フランス空軍の戦闘機編隊が南朝鮮地域に飛んできてかいらい空軍と合同空中訓練なるものを行った。

これは、そうでなくても鋭敏な朝鮮半島地域の緊張状態をさらに激化させる無責任な行為であり、米国の対朝鮮敵視政策に便乗してわれわれの安全利益を脅かす露骨な軍事的挑発である。

今、米国は南朝鮮かいらいと共に「核協議グループ」という核戦争機構を稼働させてわが国家を目標にした核戦争策動を実践の段階で推進しており、一国を焦土化しても余りある核爆弾を装着した超大型戦略原子力潜水艦を送り込んで朝鮮半島情勢を核戦争勃発(ぼっぱつ)の臨界点に追い込んでいる。

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まさにこのような時、フランスが法律的に戦争状態にある朝鮮半島地域に戦闘機を送り込んだのは、朝鮮民主主義人民共和国を敵として対するということにしか、ほかには解釈されない。

特に、米国とそれに盲従盲動した同盟勢力の侵略行為から祖国を守るために高価な代償を払ったわが人民が戦勝を祝う時期に、フランスが敵側地域に戦闘機を派遣したのは、われわれの応分の憤怒をかき立てている。

もし、ドーバー海峡とその周辺の上空に第3国の戦闘機が敵国の味方になって現れ、パリの安全を脅かすとしたら、フランス国民が果たしてどんな反応を見せるか知りたい。

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フランスが戦争の瀬戸際へ突っ走る朝鮮半島情勢とわが人民の感情を考慮せず、かいらい地域に戦闘機を送り込んだのを見れば、過去の朝鮮戦争時期にいわゆる同盟国のために無意味な血を流したことからいまだに教訓を汲み取れなかったみたいだ。

われわれに対するフランスの敵対行為は、今回が初めてではない。

フランスが米国の核威嚇に対処したわれわれの自衛的国防力強化措置をことごとに非難する一方、朝鮮半島周辺水域に軍艦と哨戒機を送り込んでわれわれを引き続き刺激してきたのは、誰もが知っている事実である。

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フランスは、ろくでもない国力でアジア太平洋地域を奔走して精力を無駄に消費するよりは、社会的分裂によって深刻な葛藤を生じさせている国内問題から正すのに神経を使う方がましであろう。

現在のように、水火をも辞せず最大のホットスポットである朝鮮半島で奔走していれば、自分自身も願わない不利な状況に陥りかねない。

フランスは、米国と南朝鮮好戦勢力の無分別な軍事的しゅん動によって爆発界線に突っ走っている情勢を緩和させるのに肯定的な寄与はできなくても、無責任な言行と軍事的妄動でむやみに振舞ってはならないであろう。---