デイリーNKジャパン編集部が韓国情報機関の元高位関係者から得た情報によれば、平壌の船橋・楽浪区域安全部に逮捕された少年少女はいずれも、金正恩の「最側近クラス」である朝鮮労働党と朝鮮人民軍幹部の孫たちだったという。
さすがの金正恩氏も複数の側近たちからの助命嘆願にへなへなとなり、釈放を命じずにいられなかったのだろう。
いずれにせよ、当局の非人道的な取り締まりにもかかわらず、今年も韓流は北朝鮮国内で猛威を振るった。来年もこの傾向は変わらないだろう。ただ、当局の手法がいっそう残忍になりそうなことが気がかりだ。
ちなみに、北朝鮮における「少年少女の暴走」は、今に始まったことではない。
高校生たちの「性びん乱」
地方都市では、高校生による薬物中毒と「性びん乱」の大スキャンダルが巻き起こったこともある。