一般兵士の人事を司る隊列部の副部長ハン中佐は、自らのオフィスにAさんを呼びつけ、性暴力を加えた。その見返りとして幹部席の交換手に進級させた上で、性暴力を続けた。
2人の上官からの性暴力に苦しみ続けたAさんは、政治イルクンとなり、女性兵士への性暴力を一掃する決意で、政治軍官学校に志願した。ところが、将校の人事を司る幹部部長チョ上佐(大佐と中佐の間の階級)は、志願書を不合格にした上で、政治軍官学校に行きたいのならばと、地下のトーチカ内にある自分のオフィスにAさんを呼び出した。
チョ上佐の策略に気づいたAさんは、出身地を同じくする、軍官の妻Bさんから携帯電話を借りて、オフィスへと向かった。チョ上佐は下着姿でAさんを待ち、顔を合わせるやすぐに5000北朝鮮ウォン(約120円)100枚の札束を渡し、朝鮮労働党への入党を推薦してやる、大学の学費も出してやると言って、性関係を要求したという。
Aさんが拒否してもみ合いになると、ポケットから録音機能がオンになった状態の携帯電話が飛び出した。
