同通信の報道全文はそれぞれ次の通り。
朝鮮の3大嗜好料理の一つである焼き肉
【平壌12月11日発朝鮮中央通信】焼き肉は、キムチ、緑豆チジム(お好み焼き)と共に朝鮮の3大嗜好(しこう)料理の一つであり、伝統的な民族料理である。
わが国の焼き肉は、調理方法が独特であるので古くから他国でも人気を博した。
昔の歴史文献には、隣国の人々が高句麗(B.C.277年―A.D.668年)式に焼いた肉を最も高級な料理に見なしたと記録されている。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面わが国の焼き肉が他国の焼き肉と差があるのはまさに、ニンニクとゴマ油を焼き肉の味を添える基本材料に使うところにある。
わが先祖は、ニンニクとゴマ油の独特な香りと成分を巧みに利用して焼き肉を作り出した。
ニンニクの中にある酵素は肉をやわらかくし、生臭い味と変な味を除去する。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面また、ニンニクとゴマ油の固有な香りがよく調和して香ばしい匂いを漂わせながら風味を添える。
こんにちも、伝統的な焼き肉料理製法は、調理師と家庭主婦の中でそのまま継がれている。---
朝鮮民族の食生活から由来した平壌温飯
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面【平壌12月11日発朝鮮中央通信】白米のご飯に煮た鶏肉といためたキノコを入れて鶏肉の汁をかけて食べる平壌温飯は、ご飯と汁を主食とする朝鮮人民の食生活方式から由来した。
複数の地方にこれに似た料理があるが、温かいご飯の上に鶏肉の汁をかけて食べるのは、平壌温飯固有の特徴である。
特に、平壌温飯は刺激性の強い薬味を用いず、鶏肉と似合うキノコを利用して鶏肉固有の味をよく生かしており、緑豆チジム(お好み焼き)を上にのせて味を添え、栄養価と薬効を高めてみんなの口に合う料理として有名になった。
首都には、黎明通り温飯屋をはじめ、平壌温飯をサービスする食堂が所々にある。
張哲九平壌商業大学と料理技術者を養成する各単位では、平壌温飯に対する知識と技術を専門家的水準で教えている。---
総合的な食品生産拠点―先興食品工場
【平壌12月11日発朝鮮中央通信】先興食品工場は、人民の好評を博する総合的な食品生産拠点として全国に広く知られている。
今から20余年前の操業当時、同工場の生産物は2~3種に10余りしかなかった。
同工場では、生産工程に対する近代化を全面的に実現して現在、10余種に400余りの食品を生産している。
その中には、人々の健康増進に良い数十種類の機能性食品もある。
各種のパンとおこし、菓子、あめ、アイスクリーム、飲料などは、平壌の各百貨店をはじめ全国の商店で販売されている。
工場では、世界的な新製品の開発とともに、人々がえり好みする名商品、名製品を生産することを重要な経営戦略に掲げている。
先興食品工場には、金正日総書記の不滅の指導業績が宿っている。
工場の製品を数回も見て生産能力を拡張するように措置も取った総書記は、チュチェ99(2010)年12月には工場を現地で指導しながら、おいしくて栄養価の高い加工食品をより多く生産して人民に供給することについて教えた。---