同通信の報道全文は次のとおり。
朝鮮代表団団長が非同盟国との友好・協力関係強化に関する政府の立場を宣明
【平壌9月29日発朝鮮中央通信】朝鮮代表団の団長が26日、第74回国連総会の期間に行われた非同盟運動外相会議で演説した。
団長は、東西冷戦の終息とともに、一方主義が幕を上げた時から力の政治が国際舞台で日を追って氾濫し、非同盟国に対する干渉と威嚇、侵略戦争が絶え間なく強行されていることについて述べた。
また、特に、国連安保理で「大量殺りく兵器保有説」という欺まん劇が演出され、それに従って強行されたイラクに対する武力侵攻は国連歴史に恥辱の一ページを残したと強調した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面そして、一方主義による強権と専横がいっそう露骨になっているこんにちの現実で、この事件は決して過去の話ではなく、主権国家が今後も永遠に忘れてはならない深刻な教訓になるとし、次のように明らかにした。
一方主義を阻まなくては自主権の尊重と領土保全、内政不干渉、平等の原則に基づいた公正な国際関係と国際秩序の樹立を実現することはできない。
わが代表団は、「世界平和と安全維持、国家間の友好関係と協力を図るために自主権および政治的独立の原則を擁護しよう」という本会議のテーマを非同盟国が実際の行動に具現することで現在の国際情勢の下で運動をいっそう強化することに寄与すると思う。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面団長は、非同盟運動を強化、発展させていくうえで最も重要な問題は、画期的に加盟国間の団結を成し遂げることであると強調した。
団長は、朝鮮代表団が第18回非同盟諸国首脳会議を契機に、威力ある反帝・自主、反戦・平和愛好勢力としての運動の性格に合わせて、そして運動の統一団結を図るための措置として運動のマークと旗を制定する問題をはじめ、運動を活性化するための実践的問題を提議したことについて述べた。
団長は今後も、非同盟運動の崇高な理念と原則を変わることなく固守し、運動の統一団結と非同盟国との友好・協力関係をより強化、発展させていこうとする朝鮮政府の立場を宣明した。---