米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、韓国の脱北者団体・キョレオル統一連帯は近く、「北朝鮮先軍政治の不都合な真実―北朝鮮特殊部隊と女性兵士の人権実態調査報告書」を発表する予定だ。同団体には軍出身の脱北者760人が登録しており、その中から50人(男性20人、女性30人)を選び、調査を行ったという。

北朝鮮の軍隊内における人権侵害のひどさはつとに知られているが、特殊部隊における実態にフォーカスした資料はこれまで見たことがない。特殊部隊は、弱体化が進む北朝鮮軍にあっても、周辺国に実質的な脅威を与えうる存在であり続けている。それだけに、この報告書でどんなことが暴かれているか、非常に興味深い。

一方、女性兵士に対する人権侵害はどうか。北朝鮮軍では「マダラス」や「書類整理」などと呼ばれる女性に対する性的暴行が横行している。

(参考記事: 北朝鮮女性を苦しめる「書類整理」と呼ばれる性虐待行為