同通信の報道全文は次のとおり。
「労働新聞」 北南関係を遮るのは米国の前途を阻むこと
【平壌9月4日発朝鮮中央通信】去る4月、歴史的な板門店(パンムンジョム)宣言が発表された時、全世界が興奮し、米国は誰よりももろ手を挙げて賛同を表した。
4日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、しかし、朝鮮半島を眺める米国の目の色と表情は暗くひねくれており、北南関係に対する態度では冷気が漂っていると資料を挙げて暴いた。
同紙は、北南関係が良好になるほど米国の前途が開かれ、他国、他民族のことがうまくゆくほど米国の事も順調に運ばれるということを悟らなければならないとし、次のように強調した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面国際政治で占める朝鮮の地位から見ても、朝鮮半島の地政学的位置から見ても北南関係は世界政治のカギであると言えるし、北南関係の絡まった結び目が解ければ米国にはよければよいはずで、悪いことはない。
この自明の理を無視して北南間にようやくもたらされた小道さえ阻もうとするのは、米国の挙動をより不便にするだけである。
米国の北南関係遮断の動きは、朝鮮半島の主人である北と南の全民族をさらに覚醒(かくせい)させている。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面わが民族の事がうまくゆくのを願わない外部勢力に依存したり、その顔色を見たりしては何も成し遂げられないという確信、自主なしには統一もなく、平和もないという真理を強烈に刻みつけさせている。
北南関係の動力もわが民族の内部にあり、前進速度もわれわれが定めた時間表にかかっている。
北と南が力を合わせて進む道が正義と真理の道である以上、誰も阻むことはできず、主人が先んじれば世界はついて来るようになっている。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面閉ざされれば息苦しく、開かれれば気軽いのが世の中の理である。
米国の思考が大河のように開かれ、超大国らしい余裕を見せるなら、今よりは米国の境遇もよくなり、世界もはるかに安らかになるであろう。---