トランプ氏が金正恩氏と話し合うべき「地獄の1丁目」問題

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トランプ米大統領は1日、ホワイトハウスで北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長を迎え、約80分にわたり会談した。トランプ氏は会談後、記者団に対し「我々は多くのことを協議した」と語る一方、人権問題については議論しなかったと言明した。ただ、6月12日の金正恩党委員長との首脳会談の際には「おそらく取り上げるだろう」と述べ、議題にする可能性も示した。

人権は、北朝鮮側が最も取り上げられるのを嫌っている問題だ。米国側がこれに言及した瞬間、対話が打ち切られる可能性すらある。

しかしそれでも、トランプ氏はこの問題に言及しなければならない。そうしなければ、民主主義国家のリーダーとして、いずれ責任を問われる可能性もある。

北朝鮮における人権侵害を象徴するのが、政治犯収容所である。