なかには、習近平氏の妻である彭麗媛氏と李雪主氏のファッションを比較し、「李雪主氏が美しく見えた」などの書き込みもあったが、中国当局の検閲によって削除されたと同紙は伝えた。
北朝鮮の最高指導者が、夫人同伴で外遊するのは初のケースだ。金正恩氏の祖父・金日成主席の最初の妻で金正日氏の実母である金正淑(キム・ジョンスク)氏は、国母として神格化されている。また、金日成氏の後妻である金聖愛(キム・ソンエ)氏は、一時的に公職に就いたことはあるものの、夫婦仲良く公の場に登場することはほとんどなかった。
金正日氏が妻を公の場に登場させたことは皆無だった。金正日氏は、「権力層に仕える女性」たちを選抜、管理する「5課処女」というシステムをつくりあげるほど女性に対する執着心は相当強かった。そのためか、女性遍歴が複雑で妻の存在を明かせなかったようだ。
(参考記事:北朝鮮の「喜び組」に新証言…韓国テレビ「最高指導層の夜の奉仕は木蘭組」)