韓国の中央日報は2016年4月、上海の北朝鮮レストラン・清流館でこの大学の女子学生がインターンとして働いていると報じている。同店は、朴槿恵政権(当時)が2016年2月、韓国国民に向けて北朝鮮レストランの利用自粛を呼びかけるまでは、上海を訪れる韓国人観光客の定番コースだった。
中央日報によれば、同店の女性従業員らは韓国人客とも積極的に交わろうとし、お土産用のトゥルチュク(クロマメノキ)酒を熱心に売り込み、韓国ウォンも受け取るなど、他の北朝鮮レストランの従業員たちとはだいぶ趣が異なっていたという。
国連安保理の制裁決議は加盟国に対し、北朝鮮労働者の受け入れを禁じ、今いる労働者も2年以内に帰国させることを義務付けているのに、なぜ彼女らは働き続けられるのだろうか。