平昌五輪でトランプ政権が攻め立てる金正恩氏の「痛いところ」

国際社会は、すでに様々な形で北朝鮮の人権侵害を確認しており、今さら「知らなかったこと」にはできない。

また、北朝鮮の人権侵害は、金正恩氏の時代になって悪化している部分もあり、「人道に対する罪」に問われかねない立場にある同氏は、国際社会に華々しくデビューすることなどかなわなくなっている。トランプ政権は金正恩氏のそうした「絶望」を、世界の耳目が集まる五輪の舞台で浮き彫りにしようとしているわけだ。

トランプ政権の今回の動きによって、米朝対話はさらに遠のくだろう。今は好転しているように見える朝鮮半島情勢も、近い将来、再び暗雲に覆われる可能性が高いのだ。