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「それについてはよくわからない。もしそうなればわが国のダメージは大きいだろう。(丹東と鴨緑江を挟んで向かい合う)新義州(シニジュ)には中朝合弁企業が数多く存在する。(北朝鮮の人が)そこで働けば1ヶ月に200元(約3400円)から500元(約8600円)の稼ぎになる。祖国では大金だ。中国企業が撤収すれば、収入が途絶えて苦しむ人が増えるのではないか」

中国商務省は昨年9月、国連安全保障理事会の制裁決議2375号の採択(9月12日)から120日以内に北朝鮮企業と合弁企業を閉鎖せよと通告している。

それに対して北朝鮮は逆ギレとも取れる対応を行っている。中国で活動している貿易機関に対して今月23日までに撤退するよう指示を下したのだ。

(参考記事:「いっそ全員、引きあげてしまえ!」金正恩氏の逆ギレが呼ぶ自業自得

逆ギレはそればかりでない。当局は国内での中国製品の販売を禁止し、市場での取り締まりを行っている。デイリーNK内部情報筋によると、中国から商品が入荷しなくなったため、市内の商店の3〜4割が閉店に追い込まれた。

(参考記事:北朝鮮、市場での中国製品の販売禁止…実効性は疑問