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平安北道(ピョンアンブクト)商業局で勤務経験を持つ脱北者のキム・ウンヒョン(仮名)さんは「商業管理局、商業部は政策に従って対南(韓国)活動従事者の家族、5課対象(通称喜び組)、英雄など、定められた家庭に祝日のたびに肉、油、コメなどの特別配給を行っている。しかし、障碍者はこの地域住民優待物資リストには入っていない」と述べた。

また、前述の平安南道の内部情報筋は「工場の電気工事技術者は2010年、感電事故で片方の腕と目を失ったが、工場は彼を警備室に配置換えしただけだ」と述べた。工場からも行政からも一切の支援を受けられず、生活苦に喘ぐ彼は自分の身の上を嘆いていたという。

「1カ所に集めろ」

北朝鮮はかつて、障碍者を「排除すべき対象」と見なしていた。