韓国側はまた、旧正月(今年は2月16日)に合わせ、朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会事業に向けた赤十字会談と、偶発的な衝突を避けるための軍事当局会談も提案。「相互尊重に基づいて協力しながら、朝鮮半島で緊張を高める行為を中止し、早期の非核化など平和定着に向けた対話の再開が必要という立場も表明した」(千次官)という。
これに対し、北朝鮮側は「朝鮮半島の平和を保障するとともに、和解と団結を図り、問題を対話と交渉を通じて解決していきたい」と述べるに留まり、具体的な返答はなかったもようだ。
聯合ニュースによると、南北は会議での双方の立場を踏まえて、共同報道文の草案を交換した。