金正恩氏の「寂しい誕生日」に込められた意味

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北朝鮮の金正恩党委員長が8日、誕生日を迎えた。米財務省が金正恩氏を制裁指定する際に発表したところによると、同氏は1984年生まれで、今年で34歳になったことになる。生まれた年については諸説あるが、いずれにせよ、30代の若さであることに変わりはない。

若さのせいか、金正恩氏は過去、誕生日に合わせて派手なイベントをぶち上げたこともあった。2016年1月、誕生日の2日前に4回目の核実験を行ったのが極め付けだが、その2年前には、金正恩氏の「マブダチ」を自称する米プロバスケットボールNBAの元スター選手であるデニス・ロッドマン氏が、正恩氏の誕生日に合わせて訪朝。1月8日にバスケットボールのエキビジョンマッチを開き、さらにサプライズらしき演出で正恩氏を大喜びさせた。

この様子は朝鮮中央テレビでも放映され、翌日の労働新聞の1面にも掲載された。