WSJによると、ドイツの研究者フローリアン・グリューノウ氏は、北朝鮮で販売されている「ウルリム」という名のタブレットPCを分析。北朝鮮の独自OS「レッドスター」にバンドルされ、事前に埋め込まれた監視ソフトウェア「トレースビューア」を発見した。
その監視ソフトはユーザーの意思とは関係なく、端末が使われている間にスクリーンショットをランダムに撮影。ユーザーがどんなアプリをどのように使い、どのようにイントラネットにアクセスしているかといった履歴を記録する。
そして、ユーザーはどのようなスクリーンショットが撮られたか見ることはできるものの、削除することはできないという。