北朝鮮国民を「寄生虫リスク」にさらす、衛生環境の耐えられないひどさ

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実際、平壌を訪れた外国人観光客が立ち寄る土産物店のトイレには、水を溜めた大きな水槽があり、用便後はひしゃくで水をすくって流している。

平壌市牡丹峰(モランボン)区域在住のデイリーNK内部情報筋は、2014年4月15日の金日成主席の生誕100周年を祝う太陽節の日にも、中心部を除いた市内のほぼ全域で断水となり、20リットルのバケツを担いで川の水を汲みに行くハメになったと嘆いている。情報筋は、前日夜に大同江で太陽節を祝う花火大会が行われたことに触れ、「水も電気も来ないのに、川にカネをばらまいた」と当局に対する不満を爆発させた。

このような具合なので、北朝鮮の人々は当局の水道を当てにせず、同じマンションの住人同士でカネを集め、井戸水ポンプを設置し、使っている。