北朝鮮国民を「寄生虫リスク」にさらす、衛生環境の耐えられないひどさ

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平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋によると、医師から受け取った大粒の錠剤を1錠飲むと、回虫が固まりになって出て来るが、衛生環境がよくないため、またすぐに寄生虫に感染してしまうのだ。

北朝鮮の人々が駆虫を行なうその他の方法は、虫下しを市場で買って飲むしか方法がない。中国、ロシア、ドイツからの輸入品、国連からの援助物資、北朝鮮国内で生産された物が売られているが、国連のアルベンダゾールの人気が高いという。

一方、北朝鮮国内製の虫下しは、前述のサントニンというものだ。ヨモギから作られるものだが、色覚異常などの深刻な副作用を引き起こす割には駆虫効果が弱いため、ほとんどの国で使われなくなっている。