13日に韓国へ逃れる過程で、北朝鮮側から銃撃を受け負傷した亡命北朝鮮兵士の治療に当たっている亜洲大学病院のイ・グクチョン教授は22日、記者会見を行い、兵士は同日までに人工呼吸器が取り外され、意識を回復したと発表した。
また、一部メディアにより兵士が「韓国の歌を聞きたい」と言ったと報じられていることについて、同教授は「患者が南の歌を聞きたいと言ったことはなく、医療陣が情緒を安定させるために聞かせている」と明かした。
ただ、韓国のガールズグループ・少女時代の代表的なヒット曲である『Gee』の複数のバージョンを聞かせたところ、兵士はオリジナルバージョンが「いちばん良い」と話したという。