実際、北朝鮮においては最前線の軍人ほど、韓国文化の影響を受けているフシがある。
韓国軍は2015年8月10日、それまで11年間にわたり中止していた対北宣伝放送を再開した。この直前、北朝鮮側が仕掛けた地雷で自軍兵士の身体の一部が吹き飛ばされたことに対する報復である。
(参考記事:【動画】吹き飛ぶ韓国軍兵士…北朝鮮の地雷が爆発する瞬間)宣伝放送は、軍事境界線付近に大型拡声器を設置し、大音量で様々な情報を流すもので、昼夜問わず一日に2時間から6時間、不規則に流されるという。出力を最大にすれば夜間は約24km、昼間は10 kmほど離れていても視聴可能だ。