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北朝鮮民主化委員会の黄長ヨプ委員長は最近、ハンナラ党が発表した新対北政策が、’相互主義を放棄したもの’ではないかという議論と関連し、相互主義の原則を守ることは正しいが、全てではないという立場を明らかにした。

黄氏は最近、自由北朝鮮放送の講座で、”金正日に屈服して、我が民族同志協調するという口実で、金正日を一方的に助けてやる政策に対して、相互主義の原則を守ることは正しい”と前提した。

しかし、黄氏は”相互主義というのは結局、関係において平等の原則を守ろうというもので、民主主義的な原則の一面になるが、それが全てではない”と述べ、”特に一つの民族との関係において、相互主義のみを主張することはできない”と語った。

更に、”相手が不当な要求をする時、相互主義の原則を守ることは正しい”と言いながらも、”相互主義よりも民族の利益が原則でならなければならない”と主張した。

黄氏はその実例として、南北朝鮮間の大規模な民間交流を提案した。

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“金正日が北朝鮮の大学生1万人を(韓国に)1ヶ月ないし2ヶ月間送ると言ったら、我々が宿泊費をすべて負担し、いろいろな所に行って見物もさせてあげ、講義もすることは、相互主義的に行う必要はない”と述べ、むしろ”(北朝鮮政府に)宿泊費だけでなく、5000万ドル、1億ドルを与えても、我々は損をしない”と語った。

また、”相互主義としきりに言うようになれば、金正日は’我が民族どうし何の相互主義か、同じ民族どうし私のものは君のもの、君のものは私のものだ’というふうに出る”と指摘した。

黄氏は、”平和のためには太陽政策のある点を受け継がなければならないというのは、原則がないこと”と言い、”そのような人は全ていかさま師”と批判した。

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更に、”太陽政策を主張する人たちが金正日を訪問して、’我が民族どうし協調しよう’と言うことは平和に役立たない。平和を守るのは安保体系の強化と韓米同盟”と付け加えた。