中国外交部の秦剛報道官は8日の定例記者会見で、「中国は外国の軍艦が黄海を含む近海に侵入し、安全を脅かす活動をすることを断固として反対する」と話した。
「中国の立場は明確で、我々は既に関連部署に厳重な立場を伝えた。関連国が冷静で節度を保ち朝鮮半島および地域情勢の緊張を高める行動の自省を願う」と話した。
中国はこれまで官営メディアや人民解放軍の将軍の主張を通じて、米韓連合軍事演習に対する反対を表明してきたが、中国政府が公式的な立場を表明したのは今回が初めてだ。
米韓当局は連合軍事演習の規模や時期について具体的な発浮?オてないが、演習は予定通りに行うと強調しており、今後、中国との外交的な葛藤が強まると予想されている。
秦剛報道官は、国連安保理で天安艦事件議論と関連した中国の立場の変化について、「現在、理事国が安保理で通過させる文献について交渉している。我々は天安艦事件に対する立場を数回に渡って明確に示した」と話した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面「我々の立場は、朝鮮半島の安定と平和という大局な立場からこの問題を適切に処理するというものだ。引き続き当事国との対話を希望する」と話した。
人民解放軍は最近、米韓連合軍事演習に対応して先月30日から今月5日まで東シナ海で実弾打撃訓練を実施し、7日には異例的に射撃訓練の写真と映像を中国のメディアを通じて公開するなど、強い反発を行っている。
韓国外交通商部のキム・ヨンャ燈?ケ官はこの日、「今回の演習は天安艦事件の対応の一環であり、米韓軍当局が既に協議を終えている。自主的判断による決定に沿って措置を講じる」と話した。