ヒョン・インテク統一部長官は8日、天安艦事件と関連し、「国連安保理への回付や交易中断など、外交的・経済的措置を通じて北朝鮮の無謀な行動を自制させる」と明らかにした。
同長官はこの日午前、仁川ラマダ松島ホテルにて仁川経営フォーラム主催の『南北関係の現況と対北政策の推進方向』という講演会で、「(天安艦事件) 見過ごす事の出来ない大事件だ」と話した。
また、一角で提起される強硬な対応措置の要求に言及し、「一部の北朝鮮に相応した措置を取るべきとの世論があるが、南北関係を長期的に考える必要がある」とし、南北関係の安定的管理を強調した。
南北関係の硬直と関連し、「北朝鮮は韓国の強硬政策の結果(南北関係梗塞)だと主張しているが、現政権の対北政策は包容政策を基本としている。現在の南北関係硬直は、北朝鮮指導部の失政が原因だ」と強弁した。
現在の北朝鮮の外交的・経済的状況を「自らが選択した道だ。北朝鮮指導部は3つの重大な失敗を犯した」と話した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面北朝鮮の失敗について▲李明博政権の対北政策の真意を把握しない、一方的な強硬策、▲北朝鮮に肯定的だったオバマ政権への圧迫政策による南北・米朝関係の悪化が主な要因だと指摘した。
「3つ目の失敗は、北朝鮮指導部が国内状態を把握できなかったことだ。貨幣改革失敗が決定的な証拠だ」と強調した。