ブッシュ前米大統領が『分断を超え平和へ、朝鮮戦争６０周年記念平和祈祷会』に出席し「北朝鮮に強行対応する李明博大統領の勇気に敬意を表する」と話した。

２２日午後、ソウルワールドカップスタジアムでブッシュ前大統領は、「李明博大統領の対北強攻策を歓迎し、その勇気に敬意を表する。これからも北朝鮮に対してはこの様な政策を守ってほしい。そして、米国は常に韓国という同盟国を守る」と強調した。

ブッシュ前大統領は北朝鮮に対しての強攻策を求めながら、北朝鮮の住民を配慮すべきだと主張した。

「私が任期中に最も感動した出会いは、脱北者との出会いだった。北朝鮮住民もキリストの子孫であるため、彼らを忘れてはいけない」と強調した。

「自由が来るスピードは遅いが、歴史が向かっている方向は明確だ。自由は自由を強く求める人に訪れる」と言い、北朝鮮住民もいつかは必ず自由を勝ち取るだろうと話した。

米韓同盟については「韓国と米国の同盟は依然として強固だ。特に、経済的な関係はさらに強く、米国は一日も早く米韓FTAを通過させるべきだ」と話した。

この日の祈祷会では李明博大統領の挨拶の映像も紹介された。

李大統領は「６０年前の朝鮮戦争は北朝鮮が南を侵犯したこによって多くの若者の大切な命が犠牲になった戦争だ。若者が守ったこの国は援助を受ける国から援助をする国に発展した。我々の究極の目標は平和統一だ」と話した。