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米韓は天安艦事件の対応措置の一つとして、来週(8日〜11日)から大規模な連合訓練を実施する。『武力示威』を通じて対北戦争抑止力を誇示する計画だ。米韓連合訓練を『戦争訓練』とし、極端な反応を見せている北朝鮮には相当な圧力になると予想される。

西海近海でで実施される今回の訓練には、米第7艦隊所属航空母艦のジョージ・ワシントン号、核潜水艦、イージズ駆逐艦と共に韓国海軍の4千5百トン級駆逐艦、潜水艦などが参加し大規模な武力示威を行う予定。

また、潜水艦の魚雷発射、駆逐艦の爆雷の投下訓練を行う連合対潜水艦訓練も今月末までには実施する予定と、国防部は明らかにした。

国防部の高位関係者は「天安艦沈没原因が北朝鮮の仕業と証明され、米韓両国が確実な対北抑止の意志を誇示する事で意見を集約した」とし、米韓連合訓練実施の背景を明らかにした

米韓当局はひとまず北朝鮮の潜水艦によって天安艦が沈没しただけに、対潜水艦警戒態勢の強化と対潜水攻撃訓練を通じて第2の天安艦事件を防ぐという方針だ。これに向け両当局は両国の最精鋭戦力を参加させ、北朝鮮の水中攻撃に対する防御戦術と海上射撃能力を集中的に向上させる方針だ。

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軍事専門家らは今回の大規模訓練が金正日政権に相当な圧迫になるだろうと予想した。天安艦事件と類似した軍事挑発を抑制するという点と同時に、報復打撃メッセージまで与えることができると分析だ。

キム・キュ星友会政策研究委員(空軍濫??ュ将)は3日、デイリーNKとの通話で「米海軍の強大な軍事力が西海で対潜水訓練を行う事自体が、相当な圧迫になるだろう。第2の天安艦事件が発生すれば、即刻水没させるとの強力な警告メッセージだ」と話した。

「今回参加する空母は戦闘機だけでなく偵察、警報など中小国家の軍事力規模の軍事情報的能力を保有している海軍の主戦力だ。この訓練が定例化すれば、北朝鮮は簡単に挑発できないだろう」と付け加えた。

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「天安艦の類似事件が発生すれば、共同で報復措置を取る計画を公開訓練を通じて警告すること。北朝鮮軍部も合同訓練を分析するだろうし、今後は再挑発を行い難いだろう」と強調した。

軍事専門家らは特に天安艦事件の類似事件の発生時には、直ちに対応する為の連合訓練という点を評価した。訓練だけでなく、北朝鮮の挑発には即刻対応できるシナリオ、即ち作戦計画が伴ってこそ対北抑止力が向上するという指摘だ。

実際の有事の際に北朝鮮を瓦解させることができる強大な海軍電力が訓練に参加するという点が、金正日政権に心理的な圧迫を与えることができるというのが軍事専門家らの分析だ。これは金正日政権の存立に威嚇を与えることができ、再挑発を防ぐ抑止力が向上されるという説明だ。

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イ・チュングン梨花女子大教授は「空母が訓練に参加するということは、西海が米海軍の担当海域、すなわち作戦海域になるということ。米軍が地形海底を把握し潜水艦作戦を行うなどの戦闘準備態勢訓練をするということは、有事の際に西海で米海軍の作戦計画が樹立されるという意味」と説明した。

「今回の訓練は米軍が北朝鮮の潜水艦だけでなく、北朝鮮地域に向けて戦闘力を行使できるということ。これは北朝鮮の挑発だけでなく、急変事態にも軍事力を動員することができるという意味」と強調した。

キム研究委員も「対北戦争抑止力を持つ為には、有事の際に米韓が一糸乱れずに動くシナリオを作る必要がある。訓練終了後は空母や核潜水艦が撤収をするだろうが、天安艦事件の様な事件が発生した場合には即座に対応ができる為、戦争抑止力は向上するだろう」と説明した。

米国は西海での軍事訓練以外にも、沖縄とグアムにそれぞれ12台のF-22ステルス機を配置する予定。F-22は有事の際に北朝鮮の主要施設を30分以内に爆撃し、北朝鮮全地域は1時間以内に行う事ができ、現存する最高の戦闘機と評価されている。

専門家らは連合訓練と同じくらい金正日を圧迫する効果がF-22スにあると言う。何故ならF-22はレーダーが捕える事ができず、主要軍事地域や金正日の官邸などに『忍者の様に』爆撃を加えることができるからだ。

実際に北朝鮮は2007年の2・13合意の直前に、米国へF-22戦闘機の前進配置訓練の保留を要請したが、米国がこれを受け入れなかった。北朝鮮が6者会談でF-22の訓練中止を要請する程、圧迫を感じているという事だ。

同教授は「F-22ステルス機の沖縄配置は北軍部だけでなく、金正日個人まで危険が及ぶという意味だ。金正日の官邸も爆撃できる能力を整えた戦闘機がいつどの様にやってくるかがわからない為、金正日に心理的な圧迫を与えるだろう」と話した。

キム研究委員も「F-22は金正日が枕を高くして眠れなくする戦闘機」と話した。