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米国の国際言論監視団体フリーダムハウスが、世界最悪水準の言論自由度国家に北朝鮮を選定した。

フリーダムハウスが29日(現地時間)に公開した世界言論自由化と関連した定期報告書によれば、『最も最悪』に該当する10ヶ国に北朝鮮が含まれた。北を初めとしてベラルーシ、ミャンマー、キューバ、赤道ギニア、エリトリア、イラン、リビア、トルクメニスタン、ウズベキスタンが含まれた。

フリーダムハウスは「これら10ヶ国には独立的な言論は存在しておらず、言論は政権の代弁者の役割に終わっている。市民が偏向していない情報に接近する方法が極めて制限されていて、異見は拘禁・拷問などによって封鎖される」と指摘した。

報告書は「アジア・太平洋地域が世界で唯一言論の自由が全般的に改善されている地域だ。モルディブ、インド、東ティモール、インドネシア、パプアニューギニア、モンゴルなどで言論の自由が改善されたが、北朝鮮はミャンマーとともに依然として世界最悪の水準」と指摘した。

フリーダムハウスは1973年からは世界各国の人権状況を評価し報告書を発表している。1980年からは、毎年世界言論の自由の日(5月3日)に備えて、各国の言論の自由評価報告書を発表している。

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報告書では▲法と制度が報道内容に及ぼす影響▲政治的圧力と統制▲経済的圧力▲実質的な被害事例など4つの部門で新聞と放送に区別して点数を付ける。点数の総点を100を基準として0〜30点は自由国家、31〜60点は部分的自由国家、61〜100点は非自由国家に分類する。北朝鮮は満点に近い99点を獲得し、7年連続の最下位を記録した。

また、米国の独立的政府機関国際宗教自由委員会(USCIRF)もこの日、「2010年国際宗教自由例年報告書」を発表し、北を世界最悪の宗教弾圧国に認定し、宗教弾圧特別関心国(CPC)に指定することを米国務部に勧告した。

北朝鮮は2001年から昨年まで9年連続で宗教の自由弾圧特別憂慮国に指定されてきた。USCIRFがこの日発表した報告書で、「北朝鮮政府が住民の宗教の自由を深刻なまでに弾圧している。9年連続で宗教の自由特別憂慮対象国で指定した」と明らかにした。

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エリザベス・プロドゥロモウUSCIRF副委員長はこの日、ワシントンで行われた記者会見で「北は政府が住民の全ての宗教を統制・弾圧を行っている世界最悪の抑圧国家の中の一つだ。北朝鮮の住民全ての宗教的な動きも拘禁、顧問、処刑等を通して、組織的で包括的な弾圧受けている」と指摘した。

「北朝鮮で人権と宗教の自由に対する弾圧が、嘆かわしいほど続いており、多くの信仰を持った人が政治犯収容所に収監されている」と付け加えた。

この日、USCIRFが米国務部に伝達した勧告案には、▲北朝鮮人権法が明示した条項を全て履行▲多様な民間団体が人権と民主主義機関を設立できる様に支援▲ヨーロッパ安保協力機