北朝鮮内部で最も悪質な人権蹂躪が行われている政治犯収容所、教化所を経験した脱北者が自らの経験を語った。
北朝鮮民主化運動本部と反人道犯罪調査委員会は26日、プレスセンターにて『北朝鮮政治犯収容所の実態と拘禁施設での拷問被害者の記者会見』を開き、脱北者5人の証言者を招き北の人権問題を告発した。
ケチョン女性教化所に拘束されていたシン・ヘスック(仮名)氏は『あなたがいなければ祖国は無い』を歌わなかった為、拘束され寝る事もできずに歌い続けさせられたという。また教化所では犬すら食べないトウモロコシを皮ごと食べ、下痢、赤痢、大腸炎などに苦しみ、免疫力の無い人は死んでいったと語った。