朝日新聞は10日、北朝鮮の金正恩党委員長の異母兄・金正男氏がマレーシアで殺害された際、正男氏が12万ドル(約1300万円)の現金を持っていたことが、マレーシアの捜査幹部への取材でわかったと報じた。
これは、正男氏が殺害事件の5日前、現地で米情報機関とつながりがあると見られる韓国系米国人男性と接触していたとする同紙報道の続報とも言える記事であり、たいへん興味深いものだ。
「長身で中佐の軍服」
デイリーNKジャパン編集部もまた、正男氏が生前、第三者を介し、米国政府から毎月一定額の資金援助を受けていたとの情報との情報を得ている。