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南北首脳会談の北朝鮮代表団団長は10日、韓国側に通知文を送り「南側が反北心理謀略行為を中止し、納得できる対策を講じこれを公式に通告しない場合、我が軍はこれに相当する決定的な措置を講じる」と警告したと、朝鮮中央通信が報じた。

北側の団長は「幾度の警告にもかかわらず、南側が反共和国心効果を高める為、我々の体制を非難する不純なビラや醜悪な録画物、DVD等を大量に撒いている。東海、西海地域の北南管理区域を通行する南側の人も積極的に加担している」と伝えた。

「このような策動は、相手方に対する全ての宣伝活動を中止する事を約束した、双方軍部の合意の違反であり全面的な挑戦だ。我々の軍隊は我々だけが一方的に北南合意に拘束される必要はないという結論に至った。1次的に南側人員の東海、西海地区の北南管理区域の通行と関連した、軍事的保障合意を順守し続ける問題を正式に検討する」と警告した。

同団長は「南側は我が軍の厳粛な警告を軽く考えてはならない」と再度警告した。

「南側人員の東海、西海地区の北南管理区域の通行と関連した合意を検討する」と表明したことから考えると、北が開城工業団地の出入りを制限する可能性が高いと思われる。金剛山観光地区内の不動産凍結措置に続く韓国への圧迫攻勢の延長線だという分析だ。

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これについて対北風船団のイ・ミンボク代表はデイリーNKとのインタビューで、「北朝鮮当局や軍が何を主張しても、今の活動にはそれほど影響はない。ビラを撒くキャンペーンは最も基本的な人道主義であり、人権運動だ」と言い、対北人権活動を続くことを表明した。