海軍は27日午前、西海のペクリョン島の西南方1.8kmの海上で沈没した哨戒艦天安(1千200t級)の陣没事故の原因究明に本格的に着手した。
海軍関係者はこの日「水上艦10余隻と海難救助艦(ピョンテク)1隻をはじめ、海軍が保有する全ての海南救助部隊を事故海域に派遣し、万一の事態に備えて上陸艦(LST) 1隻も近隣に待機させた」と明らかにした。
この関係者は「今日から失踪した将兵の捜索と救助を併行し、船体の引き上げが可能かを判断する作業に突入する。特に海難救助隊(SSU)潜水要員と機材を投入し船体に発生した穴を調査する」と話した。
天安艦は前日の午後9時45分に船尾部分のスクリュー付近から強力な爆発音と共に、大きな穴が空きこの衝撃で船体が空中に20〜30?ほど飛び跳ねた後沈没した。
この事故で搭乗員104人の中、58人が救助された残りの46人は失踪又は死亡したと伝えられている。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面まだ沈没の原因は明らかになっていないが,ペクリョン島近隣で起こった事故だが北との関連性は少ないとされている。
しかし生存者の間では沈没の原因が座礁や船内爆発ではないと主張している。
またピョンテク司令部内の濫?R訓練場で開かれた経緯説明会で、外部からの攻撃による沈没の可能性もあり得るとの立場を表明した。