人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

アメリカ国内の代表的な鷹派として知られているジョン・ボルトン前国連代封舶ト国大使は3日、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)への寄稿文で、“北朝鮮は自ら進んで核兵器を放棄しないだろう”と述べ、北朝鮮を信頼してはならないと重ねて主張した。

‘平壌の忍び足(Pyongyang Pussyfooting)’という題の寄稿文で、ボルトン前大使は、ミサイルに乗って飛ぶ金正日の風刺画を一緒に載せ、“北朝鮮が忍び足を続ける場合、国連安保理の制裁の完全な履行と共に、2・13合意も拒否しなければならない”と主張した。

ボルトン前大使はまた、ブッシュ政権の対北政策は完全な失敗に終わったと批判した。

ボルトン前大使は“ブッシュ政権が、クリストファー・ヒル国務省次官補の訪朝を許容したことは、既存の対北政策の後退であると同時に、米朝間の両者会談を追求したクリントン時代への完全な復帰を意味する”と述べ、“ブッシュ政権は(対北政策において)事実上終わった”と主張した。

更に“金正日政権はゆっくりと時間を引き延ばしながら、2008年の大統領選挙で、また別の‘クリントン時代’が到来するのを待っているだろう”と付け加えた。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

また、ブッシュ政権の対北政策が失敗したという別の証拠として、“ヒル次官補の訪朝以後、北朝鮮が短距離ミサイルを発射した”という事実をあげ、“ブッシュ政権の無反応は北朝鮮の攻撃的な行動と、更なる合意の違反をもたらすだろう”と批判した。

ボルトン前大使は“北朝鮮は既に、国務省の意志をくじくことができるという確信を持っており、今後多くの譲歩を要求するだろう”と言い、“北朝鮮は2・13合意の核心的な条項の遵守にかかわらず、支援が行われると期待しているだろう”と述べた。

“IAEA(国際原子力機関)が5年ぶりに北朝鮮に入り、核原子炉に関する協議をしたが、北朝鮮と合意したことは‘原則的に(in principle)’というたった2つの単語に過ぎない”と述べ、“寧辺の原子炉は事実上、寿命が尽きたため、北朝鮮が約束した‘最終廃棄(eventual abandonment)’または、‘凍結(freeze)’の意味とみなせない”と指摘した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

一方、“北朝鮮の行動を理解する最も重要な鍵は‘外部の援助’”と分析した。

ボルトン大使は、“韓国は先月30日に、何の実質的な実入りもなしに、米3千トンを北朝鮮に送るなど、年末までに40万トンを支援する計画を立てている”と述べ、“それ以外に2週間以内に燃料5万トンも送ることにしたが、北朝鮮は隠密に核開発とミサイルプログラムを続けるだろう”と指摘した。